【同人音声75点】催眠パラドックスー僕を受け入れないお嬢様ー

クラスメイトに高飛車な態度で接し、口もきかないお金持ちのお嬢様を催眠アプリを使って調教し分からせる同人音声「催眠パラドックスー僕を受け入れないお嬢様ー」のレビューです。

 

みんな大好き催眠アプリでお嬢様を調教するって内容。

例によってお嬢様は超がつくほどのワガママで高飛車。

 

ストーリーや世界観、催眠アプリの機能などが細かく設定されておりとってつけたような催眠アプリでわからせ、みたいなお話ではありません。

同人音声作品はシナリオを重視する方におすすめ。

 

が、一方でテーマとＨ内容がズレているのが気になります。

言うほど”わからせ”をしていなくどっちかと言ったら和姦。「いやぁぁ！」みたいにお嬢様は悲鳴をあげません。

 

詳しくは下記レビューを参考にしてください。

Ｈシーンは控え目でOK、ストーリーを重視する方は検討してみてはどうでしょう。

 

レビュー作品情報

サンプル視聴・アピール画像・トラック内容

 

レビュー・評価

 

今作は、クラスメイトに高飛車な態度で接し、口もきかないお金持ちのお嬢様を催眠アプリを使って凌辱調教し分からせるお話。

 

シリーズ作品

今作はシリーズ作品のひとつ。

ただしどの作品から聴いても楽しめる作りになっています。どの作品も主人公（聞き手のあなた）は同一人物でヒロインが異なります。

パラレルワールド的なシナリオだと思ってください。

 

他の作品をレビュー記事にしていますので参考にしてください。

• 同人音声

  【同人音声74点】催眠パラドックスー僕が好きになった女子ー

• 同人音声

  【同人音声77点】催眠パラドックスー僕に偉そうな女ー

 

作品の特徴

登場人物

登場人物は次の３人。

 

この他にもレイカの取り巻き女生徒が３人程度、またレイカを掃除に誘う女生徒（シリーズ１作目のヒロインである「美住りの」）が登場しますが、レイカのストーリーには大きく関わってきません。

モブ的な立ち位置。

 

ストーリー導入（シリーズ共通）

生徒指導の担当のマツバラ先生から呼び出しを受ける男子生徒（聞き手の「あなた」）。

彼女はあなたに風紀委員として頼みたいことがあると言い、催眠アプリのことを話してくる。

 

あなたの所属するクラスは問題児を集めていて、半分は問題児、もう半分はあなたのようなマトモな生徒で構成されている。

 

催眠アプリはそんな問題児を更生させるために作られたもので、先日予防接種として打たれたとあるワクチンは実はナノサイズのチップを体に埋め込むためのものだった。

 

そのチップが埋め込まれたあなたのクラスの生徒は催眠アプリを使うことで簡単に催眠にかけることができ、様々な機能を使って素行を正していけるという…。

 

催眠＋凌辱調教テーマのお話

今作は、ヒロインにいわゆる”分からせ”調教をするというもの。

その手段として催眠アプリを使います。

 

レイカはクラスメイトを庶民と見下し上から目線で接し口もきかず無視する、超がつくほどの高飛車な性格のお嬢様。

 

父親の会社の取引先企業の子息を常に取り巻きとして従えている。また、潔癖症な彼女は共用物は汚れているとして触らない。掃除も手が荒れる、服が汚れるからしない。

体育の授業も受けない。挙句の果てには苦手な教科のテストの点数を教師を買収して盛ったというウワサまで出ているくらい。

 

そんな高飛車で周囲との和を乱す生徒に手を焼いているマツバラ先生は、もっと素直になるように”指導”をして欲しいとあなたにお願いしてきます。

 

そこであなたはＨなプレイを通じてレイカを”分からせ”することに。（マツバラ先生はHなことをするとは思って無いです）

 

ヒロインに催眠をかけて攻略していく

体内にナノサイズのチップが入った、あなたのクラスメイトのレイカ。

 

彼女を催眠アプリを使って催眠状態にし、催眠アプリの機能を使って「掃除を進んでする」「クラスメイトを会話する」といった行動を深層意識に植え付けていきます。

 

掃除をすることはとても良いこと、汚れているものを掃除するのが好きと刷り込んでいったり。

その過程でHプレイも要求。

心と体の両面から彼女の意識を変えていくことで潔癖症で掃除をしないレイカの性格を矯正していきます。

 

催眠アプリの機能について

 

冒頭、チュートリアルとしてマツバラ先生から詳しく説明がありますが軽く解説しておきます。

上↑の画面が催眠アプリの画面でスマホで動作するもの。全部で大きくわけて主な機能が４種類あります。

 

作中のあなたはこれらの機能を都度使います。その際にはアプリのナビ音声（女性声）で「催眠レベル　３」というようなガイダンスが流れます。

 

さらに今作では「言語反転機能」機能という、相手を不快にさせる言葉が適切な言葉に変換される機能も使っています。

作中では汚チンポをフェラさせているときに「最高です」「素敵です」といった本人の意思とは真逆の、あなたが優越感に浸れるようなセリフを言わせる使い方をしています。

 

ソフトなオホ声

レイカはセックスのときに非常にソフトなオホ声で喘ぎます。

「オホオホ」言うようなドギツイ感じのオホ声ではなく、かなりソフトな感じ。

 

「オッ…ウッ…」みたいな感じで、かろうじてオホ声に聴こえるくらいのソフトなオホ声。普通に喘ぐ合間に「オッ」とか混ぜている感じです。

 

なので、オホ声苦手なんだよねという方も楽しめると思います。

上↑にサンプル動画があるので試しに聴いてみてください。

 

その他の特徴

作品全体の主なHプレイ：

チン嗅ぎ、玉舐め、フェラ、お掃除フェラ、左右の耳舐め、手マン、クリ責め、尻コキ、ぶっかけ、まんずり素股、立ちバック、対面座位

セックスは全部中出し。アナルセックスはありません。

 

トラック内容

各トラックについて軽く触れておきます。

が、トラック数がかなりあるので各パートごとの解説にします。

 

トラック1～2　ストーリー導入パート（手コキ、お掃除フェラ）

 

（手コキ/お掃除フェラ）

マツバラ先生に呼び出され背景となるストーリーを説明されます。

そして催眠アプリを手渡されその機能についての説明。

 

ここでマツバラ先生に催眠をかけて練習することに。彼女に手コキをさせてお掃除フェラもさせてしまう。

 

トラック3～4　ターゲット説明とヒロイン登場

 

引き続きマツバラ先生から今回のターゲット「西園寺レイカ」について説明される。

このトラックでは特にHプレイはなし。

 

トラック5　１日目の催眠プレイ（チン嗅ぎ、玉舐め、フェラ、手コキ ）

 

（チン嗅ぎ/はい、喜んで/玉舐め/フェラ/手コキ/シコシココール/ぶっかけ）

放課後の教室にて。

取り巻きの女生徒たちに囲まれて帰ろうとしているレイカを呼び止め、さっそく催眠アプリで催眠状態に。

うるさい取り巻きに先に帰るよう命令させレイカをひとりにする。

 

そして条件付け機能を使い、頼み事をされると「はい、喜んで」と返事をするように仕込む。

チンポを出してお掃除するように頼むと「はい、喜んで」と応え実行する。

 

チン嗅ぎさせ、玉舐めも。「臭くて気持ち悪いですわ…」と言う彼女だが催眠で断れることができず竿を咥えてフェラも。

「シコシコ」コールをしながら手コキをさせ、最後は顔にぶっかける。

 

トラック6～7　２日目の催眠プレイ（フェラ、尻コキ、ぶっかけ）

 

（フェラ/尻コキ/ぶっかけ）

再び教室にて取り巻きを帰らせるよう命令。

レイカはあなたに彼女の鞄を持たせて迎えが来ている玄関まで荷物持ちをさせようとするが、あなたは男子トイレへと向かう。慌ててあとを追ってくるレイカ。

そして男子トイレの個室に連れ込み二人きりに。

 

昨日と同じようにチンポを出して舐めてお掃除をさせようとすると、「気持ち悪いですわ…その不快なものをしまってください」と抵抗。

が、刷り込み機能を使い「汚れているものを掃除するのが好き」と暗示をかけると、あなたの汚チンポをフェラしてお掃除。

 

さらに言語反転機能を使って「相手を不快にさせる言葉が適切な言葉に変換される」ようにする。

するとフェラをしながら「最高にいいですわ」「好きなんです、あなたの素敵なモノ」と自分の意思とは違うセリフを言ってしまう。

 

自分の口から気持ちと反対のことを言ってしまい混乱する。

後ろを向かせて壁に手をつかせるとストッキングを脱がしお尻コキ。最後はそのまま尻にぶっかけてフィニッシュ。

 

トラック8～10　３日目の催眠プレイ（左右の耳舐め、手マン、処女喪失）

 

（左右の耳舐め/手マン/クリ責め/挿入おねだり/立ちバック/お掃除フェラ/ごっくん/生理日告白）

放課後、なぜかトイレの前で佇んでいたお嬢様。

 

掃除をしたいという深層意識に自分では気づいていない模様。

そこで再びお嬢様をトイレに連れ込み個室で二人きりに。

 

お掃除をしたいレイカに、左右の耳を舐めてお掃除するように命令。

左耳→右耳の順番にあなたの耳を舐めて綺麗にお掃除してくれる。

 

再び後ろ向きに立たせて壁に手をつかせるとストッキングとショーツを脱がして手マン責め。

クリ責めで一回絶頂してしまう。

オマンコでチンポを「お掃除」するともっと気持ちいい体験ができると誘導すると「早く挿れてくださいませ…」とおねだりしてくる。

 

立ちバックで挿入し処女喪失。

ピストンすると「気持ちいいです…！」「中に響きますの…！」とヨガる。

激しく腰を打ち付けると「わたしく、こんなお下品な声…！」とちょっとだけオホ声っぽく喘ぐ。

 

「お腹が我慢できませんの…！　レイカのオマンコ、イキます…！」で絶頂、奥で中出し。

終わったあとはお掃除フェラをさせ、汁をごっくん。

また、生理は来週くらいに来る、と告白させる。

 

トラック11～13　４日目の催眠プレイ（マンズリ、対面座位）

 

（マンズリ/対面座位/オホ声/中出しおねだり）

再びトイレの前で佇むレイカお嬢様。

彼女を個室に連れ込んで仕上げの調教を行う。

 

あなたが便器に座ってチンポを出すと掃除をして欲しいと要求。

下半身裸になった彼女がマンズリでチンポを擦ってくれる。

「気持ちいいです！」と夢中になって腰を動かすレイカは、「イク、イキます…！」と絶頂。

 

今度はオマンコの中で擦って欲しいというあなたのために、自分で対面座位で挿入。

挿入後は彼女自身が腰を前後に振って動く。途中で上下にも動いてもらうと「上下にッ…！　おちんぽ、出し入れするのッ…！　すごいですわッ…！」とヨガる。

 

体力がなく疲れてしまったレイカに代わって、今度はあなたがピストン。

「オッ…！　お腹、オマンコがダメですの…！」と少しオホ声っぽくなる喘ぎ。

 

フィニッシュが近づくと「レイカの中に精液いっぱい出して…！」

「出してください…！　レイカのオマンコに…！　お嬢様オマンコに出してください…！」

 

「出して、出して…！」と中出しおねだりして絶頂、中出し。

「ウ…オオォゥゥ…」とアクメ声を漏らす。

 

トラック14～15　エピローグ

 

このトラックはエピローグ。

レイカのその後のお話とマツバラ先生への報告のお話。詳細はネタバレになるので控えます。

 

良かった点

ストーリー設定がしっかりとある

問題児を集めたクラス、その中でまともな生徒である聞き手の男子生徒、その男子生徒に催眠アプリを渡して生徒指導をしてもらうという設定が面白いと思います。

 

とってつけたような「Hができる催眠アプリ」という安易な設定を使うのではなく、その背景となる設定やストーリーが最初に説明されるので物語に入って行きやすいです。

 

なるほどね、そんな便利なもの手渡されたらどうしようかなぁと妄想しながらストーリーを楽しめます。

 

ヒロイン・レイカの高飛車で潔癖な性格を描いている

今作はヒロインが超が付くほどの高飛車でクラスメイトを見下す、潔癖な性格。

そのヒロインを”わからせ”する前に、それがどのくらいの程度なのかを事前に見せています。

 

他の女生徒が彼女に掃除当番だから一緒に掃除をしようと話しかけるとガン無視したり、レイカの取り巻きが「レイカさんが掃除なんかするわけないでしょ」と馬鹿にしてきたり。

 

また主人公の男子生徒に対しても「けがらわしい…！」と罵ってきたり。

 

声優さんの演技が上手い

催眠にかかっていない、シラフのときのレイカお嬢様と催眠にかかっているときの彼女。

その演じ分けが良くできていると思います。

 

シラフのときのキリッとした感じ。催眠中のたどたどしく、自分の体に起きている変化に戸惑っている感が良いな、と。

 

残念だった点

目的と手段が乖離している

これはシリーズ２作目でも書いたことです。

 

マツバラ先生からお願いされることはヒロイン・レイカをもっと他人と交流する素直な子にして欲しいということ。

それに対して主人公（聞き手のあなた）は催眠アプリを使って彼女にHなことをして調教していくわけですが、ズレているなと感じます。

 

別にマツバラ先生はHなことをしてもいいとはひと言も言っていないですし。

レイカも主人公の男子生徒や他の女生徒に高圧的な態度をとってきたり無視したりすることはあっても、強制的にHなことをして躾けるほど恨みは無いような感じですし。

 

確かにストーリー設定はしっかり作ってあるので良かった点でそこを挙げていますが、どうも今作を最後まで聴くとなんかズレてるなぁって感じます。

これならマツバラ先生から「彼女を…徹底的に犯してメス奴隷にしてもいいわよ」的なことを言われたほうが背徳感あります。

 

もしくはレイカから酷い仕打ちをされている男子生徒が復讐するとか。

 

催眠をかけてのＨが普通

普通に催眠にかけて普通にHして終わりです。

一応、「オマンコでチンポを掃除する」という暗示をかけてそれを誘導していたりはしています。

 

が、そこまでインパクトあるようには感じませんでした。

途中で催眠を解いて凌辱するみたいな使い方をしていませんし。

 

”わからせ”していない

これは上の催眠をかけてのHが普通と関連します。

”わからせ”調教を推しているわりに、あまり”わからせ”を感じないです。ほぼ和姦なHシーンで終わっています。

 

こんな「汚らわしいもの…！」と言ってる処女なお嬢様を催眠で体の自由がきかなくし無理やりしゃぶらせているわけでもなく、処女喪失Hも催眠で和姦。

 

その後の２回目の中出しHも催眠中におねだりしての和姦。「いやぁぁぁ！」みたいなことは一切喋りません。

 

「こんな男のチンポで気持ち良くなんか…あっ…！」みたいに、高飛車なお嬢様を調教凌辱するシーンってのは一切無いので”わからせ”感がありません。

 

レイカが自分の言葉で喋っていない

「はい、喜んで」といったセリフや、言語反転機能を使っての「おちんぽ素敵です」というセリフは、レイカの本心ではなく催眠アプリの機能によって自分の意思とは関係なく喋っています。

これがあまり股間に来ないです。本心では無いですから。

 

言わば自動音声みたいな感じでヒロインが喋ってるので興奮しないんですよね。

 

オホ声で喘ぎまくらない

販売サイトの説明だとレイカはオホ声で喘ぎまくり、みたいなことが書いてあるのですが上の特徴で書いている通り非常にソフトなオホ声。

 

商品説明との差異があります。

今作のレイカの喘ぎ声が「オホ声で喘ぎまくり」とするなら、他のオホ声推しの作品とかとんでもないオホ声レベルになると思います。

 

普通に喘いでその途中で「オォッ…！」とかため息を漏らす程度なので、オホ声が好きな方はご注意を。

管理人は普通に可愛く喘ぐ声もオホ声も両方大丈夫なのですが、作品説明との差があるのが気になったので残念な点にあげました。

 

総評

シリーズ２作目に引き続いて言うほどエロくなく股間に来ませんでした。

”わからせ”していないのが気になります。平たく言うと中途半端な感じがします。

 

作品説明では調教を推しているわりに、中身は催眠をかけての和姦なので「調教してやったぜ」という達成感が薄いです。

それに伴いＨシーンもそこまでエロく無いなというのが正直な感想。

 

高飛車なお嬢様の普段のセリフは性格を反映していて良いと思いますし、催眠中のおぼろげな戸惑う感じの可愛い声も良いと思います。

そのあたりに惹かれるなら検討してみてはいかがでしょう。

 

高飛車お嬢様をチンポで”わからせ”するみたいな内容を期待するとハズレ感があります。