高圧的で生意気なクラスメイトを催眠アプリを使って調教し分からせる同人音声「催眠パラドックスー僕に偉そうな女ー」のレビューです。
協調性の無い自己中なヒロインを催眠アプリを使って調教していく王道系のお話。
「ごめんなさい」や「ありがとうございます」を連呼しながらフェラや生ハメで躾けていきます。
ストーリー設定が細かく作られているところは好感が持てる内容。
が、一方で催眠アプリを使って機械的に「ごめんなさい」「ありがとうございます」を言わせているのがエロく無いです。
本心ではなくただ単に「ごめんなさい」って言葉を喋ってるだけ。
声優さんの演技は上手くてシナリオ設定は良いのですが、肝心のシナリオ自体が手落ち感があります。
気にならない人は検討してみては。
- 超がつくほどの自己中なヒロイン
- 機械的にセリフを言わせているのでエロくない
- 総合得点77点でシチュ好きなら検討
レビュー作品情報
サンプル視聴・アピール画像・トラック内容
- トラック1 風紀委員担当の先生から生徒指導アプリの使用方法を説明。(18:10)
- トラック2 チュートリアル(12:10)
- トラック3 今回の指導対象(5:00)
- トラック4 《催眠1日目》 催眠アプリ使用前の日常(3:10)
- トラック5 《催眠1日目》 お仕置き強制フェラ&イラマチオ(20:50)
- トラック6 《催眠1日目》 発言コントロール機能で強制「ごめんなさい」頬ずりコキ(15:30)
- トラック7 《催眠2日目》 催眠解除→翌日の日常(3:20)
- トラック8 《催眠2日目》 バイブで感謝オナニー(12:40)
- トラック9 《催眠2日目》 騎乗位おまんこ指導(19:10)
- トラック10 《催眠2日目》 膣内に入れたままのパイ揉み服従ディープキス(17:00)
- トラック11 《催眠3日目》 催眠解除→翌日の日常(7:15)
- トラック12 《催眠3日目》 鉄棒にぶら下がらせてのお仕置きタイム(20:20)
- トラック13 《催眠3日目》 罰ゲーム 69で口内射精(10:15)
- トラック14 《催眠3日目》 おねだり後背位でわからせ中出し(19:20)
- トラック15 催眠解除→その後(5:00)
- トラック16 エピローグ 生徒指導の先生に報告(3:20)
レビュー・評価
シナリオ |
14
|
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---|---|---|---|
演技 |
19
|
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キャラ |
15
|
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ボリューム |
16
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演出 |
13
|
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総合得点 | 77/100点(評価基準について) |
今作は、先生やクラスメイトに高圧的で生意気な態度を取る女子に催眠アプリを使って凌辱調教し分からせるお話。
シリーズ作品
今作はシリーズ作品のひとつ。
ただしどの作品から聴いても楽しめる作りになっています。どの作品も主人公(聞き手のあなた)は同一人物でヒロインが異なります。
パラレルワールド的なシナリオだと思ってください。
他の作品をレビュー記事にしていますので参考にしてください。
作品の特徴
登場人物
登場人物は次の3人。
- 柳原 絵里:今作のヒロイン。黒髪ポニテのFカップ。一匹狼タイプ、常に高圧的な態度で先生やクラスメイトに接する。興味の無い授業には出ないが成績は常に上位。処女
- 男子生徒:聞き手の「あなた」。絵里のクラスメイト。風紀委員。
- マツバラ先生:生徒指導担当の20代の女性教師。あなたに催眠アプリのことを話して問題児を指導するようにお願いしてくる
ストーリー導入(シリーズ共通)
生徒指導の担当のマツバラ先生から呼び出しを受ける男子生徒(聞き手の「あなた」)。
彼女はあなたに風紀委員として頼みたいことがあると言い、催眠アプリのことを話してくる。
あなたの所属するクラスは問題児を集めていて、半分は問題児、もう半分はあなたのようなマトモな生徒で構成されている。
催眠アプリはそんな問題児を更生させるために作られたもので、先日予防接種として打たれたとあるワクチンは実はナノサイズのチップを体に埋め込むためのものだった。
そのチップが埋め込まれたあなたのクラスの生徒は、催眠アプリを使うことで簡単に催眠にかけることができ、様々な機能を使って素行を正していけるという…。
催眠+凌辱調教テーマのお話
今作は、ヒロインにいわゆる”分からせ”調教をするというもの。
その手段として催眠アプリを使います。
絵里はモラハラ発言を先生やクラスメイトに向けて言う、超がつくほどの自己中で利己的な性格。
トロい教師の授業なんて受ける意味が無い、日直なんてやる意味ないだろ、文化祭も好きなヤツだけでやればいい、時間の無駄だ、と歯に衣着せぬ発言でクラスの空気を悪くする生徒。
そんなクソ生意気な生徒に手を焼いているマツバラ先生は、もっと素直になるように”指導”をして欲しいとあなたにお願いしてきます。
そこであなたはHなプレイを通じて絵里を”分からせ”することに。(マツバラ先生はHなことをするとは思って無いです)
ヒロインに催眠をかけて攻略していく
体内にナノサイズのチップが入った、あなたのクラスメイトの絵里。
彼女を催眠アプリを使って催眠状態にし、催眠アプリの機能を使って「他人に感謝する」「素直に謝る」といった行動を深層意識に植え付けていきます。
さらにあなたに対しては絶対服従することも刷り込んでいったり。
その過程でHプレイも要求。心と体の両面から彼女の意識を変えていくことで一匹狼で自己中な絵里の性格を矯正していきます。
催眠アプリの機能について
冒頭、チュートリアルとしてマツバラ先生から詳しく説明がありますが軽く解説しておきます。
上↑の画面が催眠アプリの画面でスマホで動作するもの。全部で大きくわけて主な機能が4種類あります。
- 催眠レベル:(MIN)1~5(MAX) 催眠の強さ。高ければ高いほどアプリ使用者の命令を聴くようになる
- 身体従順レベル:(MIN)1~5(MAX) 高ければ高いほど体が自分の意思に関係なく動くようになる
- 条件付け機能:◯◯したら□□するなどの条件をつける。作中では「チンポを見ると発情する」というような使い方をしている
- 刷り込み機能:深層意識の感情を上書きするもの。作中では「あなた」に対して絶対服従する、という使い方をしている
作中のあなたはこれらの機能を都度使います。その際にはアプリのナビ音声(女性声)で「催眠レベル 3」というようなガイダンスが流れます。
さらに今作では「発言コントロール」機能という、10文字以内の単語を本人の意思とは関係なく言いたくなる機能も使っています。
作中では「ごめんなさい」「ありがとうございます」といった単語を言わせています。
ソフトなオホ声
絵里は最後のセックスのときにソフトなオホ声で喘ぎます。
「オホオホ」言うようなドギツイ感じのオホ声ではなくソフトな感じ。
「オッ! オッ! ウッ! オフッ!」みたいな感じで、オホ声しつつ普通に喘ぐこともあるのでオホ声苦手という方も楽しめると思います。
上↑にサンプル動画があるので試しに聴いてみてください。
その他の特徴
作品全体の主なHプレイ:
ディープキス、フェラ、イラマチオ、口内射精、頬ずりコキ、お掃除フェラ、シックスナイン、騎乗位、対面座位、バック、潮吹き
セックスは全部中出し。アナルセックスはありません。
トラック内容
各トラックについて軽く触れておきます。
が、トラック数がかなりあるので各パートごとの解説にします。
トラック1~2 ストーリー導入パート(手コキ、お掃除フェラ)
- 1:風紀委員担当の先生から生徒指導アプリの使用方法を説明。(18:10)
- 2:チュートリアル(12:10)
(手コキ/お掃除フェラ)
マツバラ先生に呼び出され背景となるストーリーを説明されます。
そして催眠アプリを手渡されその機能についての説明。
ここでマツバラ先生に催眠をかけて練習することに。彼女に手コキをさせてお掃除フェラもさせてしまう。
トラック3~4 ターゲット説明とヒロイン登場
- 3:今回の指導対象(5:00)
- 4:《催眠1日目》 催眠アプリ使用前の日常(3:10)
引き続きマツバラ先生から今回のターゲット「柳原 絵里」について説明される。
このトラックでは特にHプレイはなし。
トラック5~6 1日目の催眠プレイ(フェラ抜き、イラマ、頬ずりコキ)
- 5:《催眠1日目》 お仕置き強制フェラ&イラマチオ(20:50)
- 6:《催眠1日目》 発言コントロール機能で強制「ごめんなさい」頬ずりコキ(15:30)
(フェラ/イラマチオ/口内射精/ごっくん/ごめんなさい連呼/頬ずりコキ/ぶっかけ/お掃除フェラ)
屋上でサボっている絵里の元へ向かうあなた。
さっそくアプリを使って催眠Lv2+身体従順Lv3にしチンポの掃除をするよう命令。
悪態をつきながらも体が言うことを効かない絵里はあなたにフェラ。
最後は彼女の頭を掴みながらのイラマチオで口内射精、ごっくん。
発言コントロール機能を使って「ごめんなさい」を覚えさせる。ごめんなさいと連呼しながら射精したばかりのチンポに頬ずりさせる。
ごめんなさいと言う彼女にぶっかけしお掃除フェラもさせる。
トラック7~10 2日目の催眠プレイ(バイブオナニー、騎乗位、ベロチューキス、対面座位)
- 7:《催眠2日目》 催眠解除→翌日の日常(3:20)
- 8:《催眠2日目》 バイブで感謝オナニー(12:40)
- 9:《催眠2日目》 騎乗位おまんこ指導(19:10)
- 10:《催眠2日目》 膣内に入れたままのパイ揉み服従ディープキス(17:00)
(バイブオナニー/ありがとうございます連呼/騎乗位/ディープキス/対面座位)
体育倉庫でサボっている絵里。
身体従順Lv4にするとバイブオナニーを目の前でさせる。
さらに「ありがとうございます」という単語を覚えさせて、ありがとうございます連呼しながらのオナニー披露。
騎乗位での挿入を求め従うしかない処女な絵里。クソっ!と言葉では抵抗するが体は動いてしまい騎乗位挿入。
ありがとうございますと連呼しながら腰を振らせ絶頂&中出し。
そのまま抜かずに対面座位の姿勢で絵里の胸を責めると再び絶頂してしまう。
ベロチューしながら腰を振りここも最後は絶頂&中出し。
トラック11~14 3日目の催眠プレイ(全裸で鉄棒ぶら下がり、シックスナイン、バック)
- 11:《催眠3日目》 催眠解除→翌日の日常(7:15)
- 12:《催眠3日目》 鉄棒にぶら下がらせてのお仕置きタイム(20:20)
- 13:《催眠3日目》 罰ゲーム 69で口内射精(10:15)
- 14:《催眠3日目》 おねだり後背位でわからせ中出し(19:20)
(全裸で鉄棒にぶら下がり/乳首・クリ責め/指挿れ/潮吹き/シックスナイン/ください連呼/バック/オホ声/連続絶頂/謝罪)
体育倉庫に絵里を呼び出す。
全裸で鉄棒にぶら下がらせ乳首やオマンコを責めるとイッてしまう絵里。連続して4回絶頂し最後は潮吹き絶頂。
イッてしまった罰ゲームでシックスナインをさせ口内射精でごっくんさせる。
最後は発言コントロール機能で「ください」という単語を覚えさせてのおねだり。
四つん這いの姿勢にさせてください連呼する絵里にピストン。
膣奥を突かれてソフトなオホ声で喘ぎつつ、何度もイかされているのでもうやめてと謝罪させる。最後は中出し。
トラック15~16 エピローグ
- 15:催眠解除→その後(5:00)
- 16:エピローグ 生徒指導の先生に報告(3:20)
このトラックはエピローグ。
絵里のその後のお話とマツバラ先生への報告のお話。詳細はネタバレになるので控えます。
良かった点
ストーリー設定がしっかりとある
問題児を集めたクラス、その中でまともな生徒である聞き手の男子生徒、その男子生徒に催眠アプリを渡して生徒指導をしてもらう、という設定が面白いと思います。
とってつけたような「Hができる催眠アプリ」という安易な設定を使うのではなく、その背景となる設定やストーリーが最初に説明されるので物語に入って行きやすいです。
なるほどね、そんな便利なもの手渡されたらどうしようかなぁと妄想しながらストーリーを楽しめます。
ヒロイン・絵里の自己中な性格を描いている
今作はヒロインが超が付くほどの生意気な、自己中、利己的な性格。
そのヒロインを”わからせ”する前に、それがどのくらいの生意気さなのかを事前に見せています。
「このヒロインは生意気な女の子」という設定だけあって作中ではその設定を十分に見せないでいきなりHシーンになる作品ってありますけど、それらとは違います。
声優さんの演技が上手い
今作は高圧的で口の悪い、ちょっと低音なボイスなヒロインですがそれを良く演じられていると思います。
舌打ちとかも自然な感じ。
数々の作品に出演されていて当サイトでもレビューしているので今更かもしれませんが、大事なことなので。
残念だった点
目的と手段が乖離している
マツバラ先生からお願いされることはヒロイン・絵里をもっと素直な、協調性のある子にして欲しいということ。
それに対して主人公(聞き手のあなた)は催眠アプリを使って彼女にHなことをして調教していくわけですが、ズレているなと感じます。
別にマツバラ先生はHなことをしてもいいとはひと言も言っていないですし。
絵里も主人公の男子生徒に高圧的な態度をとってきますが、強制的にHなことをして躾けるほど恨みは無いような感じですし。
確かにストーリー設定はしっかり作ってあるので良かった点でそこを挙げていますが、どうも今作を最後まで聴くとなんかズレてるなぁって感じます。
これならマツバラ先生から「彼女を…徹底的に犯してメス奴隷にしてもいいわよ」的なことを言われたほうが背徳感あります。
もしくは絵里から酷い仕打ちをされている男子生徒が復讐するとか。
絵里が自分の言葉で喋っていない
催眠アプリの「発言コントロール」機能を使って絵里に「ごめんなさい」「ありがとうございます」と言わせていますが、彼女の本心では無いのがひっかかります。
自分の言葉で喋っていないので機械的に喋っていると言えば良いのか。
「ごめんなさい」と連呼されながら頬ずりコキや「ありがとうございます」と言いながらオナニー見せられても、本心じゃないのでエロさが無いです。
「ごめんなさい」と「ありがとうございます」の意図が曖昧
Hプレイ中に「ごめんなさい」「ありがとうございます」を言わせていますが、その意図が良く見えません。
なぜ「ごめんなさい」と言いながらチンポを頬ずりコキさせるのか、なぜ「ありがとうございます」と言いながらバイブオナニーするのか。
オナニー見てくれてありがとうございます、もしくはオナニーさせてもらってありがとうございます的な?
クソっ!と言いながらごめんなさい、と言われても良く分からないです。
そのあとのストーリーで両方の言葉を言うシーンが出てきますが、このふたつの言葉をH中に言わせる意味ということです。
おねだりも本心では無い
最後のトラック14でのセックスシーンも絵里に「ください」と言わせています。
これも本心ではなく機械的に「(おちんぽ)ください」と連呼させるもの。なのでこのトラックはいわゆる”快楽堕ち”では無いです。
クソっ!と悪態をつく絵里を後ろから犯して最後は連続絶頂が辛いからもうやめてと謝罪させています。
”わからせ”ではありますが、基本ずっと悪態をついているのでエロく無いんですよね。
「感じちゃう…!」とか「オチンポ気持ちいい…!」なんてことは言いません。
同じ言葉を連呼し過ぎ
「ごめんなさい」「ありがとうございます」「ください」の単語を同じトラック内で何度も言わせています。
エロく無いですし、平たく言うとクドい。
上でも書いてますけど本心では無いのでそれを連呼されても股間に響かない。
それなら甘い声で喘いだり、もっと他の淫語を喋ってもらったほうが興奮します。
最後のセックスがバックの姿勢になってヒロインの声が遠くなる
これ、このシリーズの1作目でも同じこと書いてます。
このサークルさんの特徴だと思うのですがなぜかクライマックスのセックスシーンはバックになります。今作ではトラック14。
そして、このバックでHするのでヒロインの顔が離れているのを意識しているのか、声が遠くなっています。
視聴者的にはヒロインのHな声が聞きたいのにその声が離れて小さくなっているのは頂けない。
どうしてもバックでないと表現できない訳では無いと思うんですよね。
仮にバックでHしても声はもっとハッキリ聞こえるようにして欲しい。
総評
”わからせ”テーマの作品は管理人的には好きなジャンルではありますが、今作はそこまでエロくは無いかなというのが正直な感想。
理由は残念な点で述べた通り絵里は最後まで悪態をついておりおねだりが本心では無いから。
そこがいいんじゃないか!という方はごめんなさい。
管理人はそこまでエロさを感じませんでした。「ください」を機械的に連呼しているのもあると思います。
管理人が指摘したところが気にならない、逆にそこが良いという方は検討されてみては。