陰キャなメンヘラッ子の女子校生と付き合い愛を囁かれる同人音声「メンがヘラるの」のレビューです。
めっちゃ愛が重い、押し潰されそうになるほどの愛情を注がれるお話。
メンヘラなヒロインのキャラが非常に立ってる面白いお話です。
ストーリーが面白く、メンヘラちゃんを演じる声優さんの演技が抜群に上手いです。
そこは非常に良かった。
ただHシーンがそこまでエロくなく抜きに使えるかと言うと厳しいというのが正直な感想。
ストーリーを楽しむ分には良い作品です。Hシーンを期待しなければおすすめ。
- メンヘラ女子校生がヒロイン
- 声優さんの演技が抜群に上手い
- 総合得点74点でストーリーを楽しむなら有り
レビュー作品情報
サンプル視聴・アピール画像・トラック内容
- トラック1 自己投影……(9:38)
- トラック2 愛コール……(6:31)
- トラック3 メンがヘラるの……1歩目……(17:49)
- トラック4 メンがヘラるの……2歩目……(16:46)
- トラック5 メンがヘラるの……ご・お・る♪……(13:21)
- トラック6 ホントダヨ?……(6:42)
レビュー・評価
シナリオ |
16
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---|---|---|---|
演技 |
20
|
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キャラ |
17
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ボリューム |
14
|
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演出 |
7
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総合得点 | 74/100点(評価基準について) |
今作は、愛が非常に重たい陰キャなメンヘラっ子の女子校生と付き合うことになり、彼女の重たすぎる愛のセリフを受けとめる話。
音声作品としては面白い
先に書いておきますと「演出」の項目の点数が極端に低いのは管理人的にちょっとヌキに使うのは厳しいから。
シナリオは結構面白く、声優さんの演技が大変上手です。作品全体がダメってことではありません。
声優さん凄い…。メンヘラ女子を迫真の演技で表現されています。
一応管理人としては、18禁音声作品を評価する上でのひとつのポリシーとしてヌキに使えるか否かを基準としています。
やっぱオナサポツールですからね18禁作品は。
ヌキに使えないのであればそれって全年齢対象の一般作品でもいいじゃんってなると思ってます。
作品の特徴
登場人物
登場人物は次の2人。
- 寒川 ゆるぎ:JK。文芸部所属。クラスではいつもひとりで暗い顔をしていて友達が居ない子。恋愛小説を書くのが趣味。非常に一途。処女
- 男子生徒:聞き手の「あなた」。ゆるぎと同じクラスメイトで文芸部所属。ゆるぎに声をかけ付き合うことになる。過去他の女子と付き合ったことがある?
ストーリー導入
ある日の放課後。
文芸部の集まりで寒川ゆるぎと教室で二人きりになったあなた。
元々出席率が悪い文芸部なので他の部員が来る様子も無い。
そこで以前からゆるぎのことが気になっていたあなたは彼女に声をかけてみることにする。
おどおどしながら同じクラスメイトなのになぜか敬語になるゆるぎ。
あなたは彼女のことが以前から気になってるということを伝えトークアプリのIDを交換してみる…というお話。
一気に関係が発展
ヒロイン・ゆるぎは非常に奥手で、自分は恋愛に無縁な存在だと思っている女の子。
また人付き合いも苦手でいつも教室ではひとりぼっち。当然友達が居ない。
そんな彼女に同じ文芸部の男子生徒(聞き手のあなた)が話しかけ、以前から気になってることを伝えトークアプリのIDを交換したことで一気に彼氏×彼女の関係になります。
彼女の中では「以前から気になってる」+「トークアプリのIDを交換」=「付き合ってる」という認識。
一途なメンヘラっ子
あなたと付き合ってると思い込んだゆるぎは、それこそ他のことが目に入らないほどあなたにぞっこん。
裏切られるのを恐れる彼女は「信じていいですか…?」と聴いてきたり、「私のこと見てくれる? 信じていい?」とトークアプリ越しに何度も確認してきたり。
そんな彼女の圧に押されたのか、あなたも彼女の要求に応え彼氏としての振る舞いをしていきます。
愛が重すぎる…
非常に愛が重いゆるぎのハート。重すぎる…。
あなたは彼女にとってなんの変哲も無い日常生活に光を与えてくれた王子様。
リアルに目の中にハートマークが浮いてるじゃないかと思うくらいに、あなたに心を焦がしています。
例えば…
- 「ねぇもっと好きって言って…。言って…」
- 「赤い糸で結ばれてるの」
- 「壊れるくらいギュってして」
- 「生きててよかったぁ…」
- 「体中がキミで溢れてるのぉ…」
- 「キミの顔素敵ぃ…王子さまみたい…」
- 「きっと私、キミに見つけてもらうために生まれてきたんだぁ…」
- 「今こうしてキミに独り占めされてる私、歴史上も未来永劫も最高の幸せ者だぁ…」
- 「彼氏様の所有物だよぉ…」
といったように、フったら刺されるんじゃないかと思うほどあなたに心酔している様子がわかります。
その他の特徴
ゆるぎは可愛く喘ぎます。オホ声ではありません。
作品全体の主なHプレイ:
キス、ベロチューキス、手コキ、ぶっかけ、正常位?
セックスは中出し。アナルセックスはありません。
トラック内容
各トラックについて軽く触れておきます。
トラック1 自己投影……(9:38)
このトラックはプロローグその1。
文芸部の集まりでゆるぎと二人きりになったので、あなたが彼女に話しかける。
ゆるぎは恋愛小説を書いていたのでそれを読ませてもらうが、「ゴミです、もはやゴミですから、それ…」とおどおど。
なお、ゆるぎは同じクラスメイトのあなたに敬語で「すみません…」を口癖のように繰り返す。
ここで気になってることを伝え、トークアプリのIDを交換する。
トラック2 愛コール……(6:31)
このトラックはプロローグその2。
さっそくその晩にトークアプリで会話する、スマホの電話越しのシチュ。
「寒川と申します…」と電話に出る彼女。
あなたが実は過去に他の女性と付き合ったことがあるとわかると「やめようか、この話…」とテンション低くなる。
トラック3 メンがヘラるの……1歩目……(17:49)
(キス/ディープキス)
放課後の教室で二人きりになり恋人同士としてキスする。
その後、彼女が好きと言いながらディープキスを繰り返す。
そしてブラ越しに胸を見られただけで感動してイッてしまうゆるぎ。
トラック4 メンがヘラるの……2歩目……(16:46)
(手コキ/ぶっかけ)
今度はゆるぎがあなたを放課後の教室に呼び出す。
あなたのために、Hな下着を買ってきたと見せてくれる。
そしてその姿に興奮して勃起したあなたのチンポを手コキしてくれ、最後は彼女の望む通りに制服姿の彼女にぶっかけ。
ぶっかけられ制服を含めて全身あなたの匂いに染められ嬉しくて泣き出してしまう。
「彼氏様の所有物だよぉ…」と恍惚とする。
トラック5 メンがヘラるの……ご・お・る♪……(13:21)
(正常位?/ディープキス)
お腹の前で手でハートマークを作った彼女にいよいよ挿入。
恋人繋ぎで手を繋ぎ彼女に正常位?で挿入しピストン。
ディープキスをしながら嬉しさのあまり笑いだし、「出せ! 精液出せぇ!」と命令口調で暴走してしまう。
最後は中出しフィニッシュ。
トラック6 ホントダヨ?……(6:42)
このトラックはエピローグ。
詳細は伏せますので、みなさんで確かめてください。
良かった点
シナリオが面白い
メンヘラっ子であるゆるぎのセリフが面白い。
思わず笑っちゃうほどの愛の重たさ。
たぶん作中の男子生徒くんはそこまで愛の囁きをしていないと思うのですが、ゆるぎの中ではラブラブな関係になっておりいわば彼女が暴走していると思います。
声優さんの演技が非常に上手い
今作でゆるぎを演じている声優さんの演技がめっちゃ上手。
ゆるぎは最初の頃はたどたどしく、途中噛んだりおどおどしながら喋るのですがその演技が上手。
また、後半になるにつれて饒舌になり重い愛のセリフをスラスラと喋ってます。
そのギャップ、ハイになって迫ってくる感がとても上手いと思います。
残念だった点
Hプレイの種類が少なく、そこまでエロくない
キスと手コキ、セックスくらいしかプレイがありません。
ちょっと種類が少ないかなと思います。
また、最後のセックスシーンは後半ゆるぎが暴走してなぜか命令口調で中出しを迫ってきたりエロいというより怖い…。
この作品は抜きに使うというよりゆるぎのメンヘラストーリーを楽しむ作品と思った方が良いと思います。
導入部分が少し分かりづらい
販売サイトの作品紹介では「文芸部の集まりで教室に居る」と説明がありますが、作中ではその説明がありません。
事前に前提となるストーリーを読むこむのは面倒なので作中で説明して欲しい。
「あ、あの…文芸部…のみなさん、今日は来ませんね…」みたいな。
男子生徒が告白したのかが分かりづらい
管理人的には「寒川さんのこと気になってるんだ」的なことを言ったのだと理解しています。
それを拡大解釈して「好きって言ってくれた!」とゆるぎが思い込んだのだと。
そこをもっと分かりやすく「き、気になるってことは…す、好きってことでいいんだよね…!?」みたいにゆるぎに言わせてほしかった。
総評
メンヘラっ子とのラブラブ?な関係を楽しめる作品。
上で書いたようにHシーンにエロは求めないでください。Hシーン有りのボイスドラマとしてなら楽しめると思います。
今作で特筆すべきなのはゆるぎの愛が重たいセリフと声優さんの抜群の演技。
そのあたりに魅力を感じるならオススメの作品。